好きなものは?と聞かれたら真っ先にお好み焼きが浮かぶ。ちょっと甘めのソースが鉄板にたれて、ジューっていう音と香りはたまらんのです。ついつい、あーもっとソースを鉄板にこぼしてーって思うくらい。
「味福」という店は、もう40年ほど通っているけど、子供の頃でももう年季の入ったお店だったように思う。小部屋がいくつかあって、ほとんどがどれも超ミニサイズの座敷。正座をしなければ座れないくらいの狭い畳の部屋にある鉄板をせいぜい3人くらいで囲んで食べるのがスタイル。それでもなんやかやと2時間はその席でずっと食べてしまう。
大人になってからは、瓶ビールとスジのお好み焼きの注文が定番。鉄板に油をくるくるっと円して、アルミカップに入ったタネをカカっと混ぜて鉄板にジューッと。ここでは自分で焼くのが鉄則。大きなコテでよっとひっくり返すには、やっぱり手首のスナップが大事。
島では、じゃがいもを入れたお好み焼きや、洋食焼きというお好み焼きや、目玉焼きのハッスルなど地域によって焼き方も具材も様々。ぜひ一緒に粉もんツアーいかがでしょうか?