保育士起業家のデュアルな暮らしVol.1
観光だけではわからなった、神戸のまちの魅力。

神戸市暮らしナビゲーターの小笠原舞の「保育士起業家のデュアルな暮らし」コラムがスタートします!

はじめまして!
この度、新しくコラムをはじめることになりました、神戸市暮らしナビゲーター の小笠原舞です。

小笠原舞

はじめましての方もたくさんいるかと思うので、まずは自己紹介から!

愛知県出身、埼玉育ち。大学では福祉を学び、ベンチャー企業での会社員時代を経て、25歳で保育士になりました。
保育現場で働く中で、”こども・親に関わる社会課題を解決したい”と思い立ち、2012年に子育てコミュニティ「asobi基地」を、2013年に「こどもみらい探求社」を設立。こども・親子にとってよりよい環境をつくるために、保育士起業家として全国を飛び回っている、という少し変わったキャリアを持っています。
そして、現在は0歳の息子を育てながら働いているワーママです。

私が神戸に出会ったきっかけ。

2014年の夏、ビジネスパートナーに、京都・大阪・神戸を回って帰るという旅行に誘われました。宿も含めて、すべてお任せプラン。
そんな旅で訪れた神戸の宿泊先は、六甲山の山頂のシェアハウス&ゲストハウス。(残念ながら、今はなくなってしまいました…)そこに住んでいたのが、なんと今の旦那さんなのです。

(その場所でBBQをした時の写真ですが、後ろにいる人と結婚し、家族になるとは思ってもいませんでした!)

こんな出会いがきっかけとなり交際がスタート!
それからしばらくは神戸と埼玉での遠距離恋愛だったのですが、ありがたいことに関西に仕事もあったため、神戸に来るたびに仕事と生活、つまり「神戸暮らし」を体験していたのでした。

これまで神戸に来たのは、高校の修学旅行だけ。ポートタワーの前で集合写真を撮って、北野の異人館に行ったという記憶しかなかったのですが、恋愛事情で暮らしを体験したことで神戸の良さがたくさん見えてきました。

これからの暮らす場所として、神戸のまちを選んだ理由。

神戸に暮らしてみてわかったことは、

神戸

・海と山が近い(1日で両方行くことができます!)

神戸から新幹線

・新幹線の駅と飛行場へのアクセスが良く、出張も楽チン!
(三宮からは新神戸までは1駅。神戸空港へも三宮からポートライナーという電車で15分ほど。さらに、バスで1時間〜1時間半で伊丹空港・関西空港まで行けるという好アクセス。)

神戸の街

・いろんなところで話しかけられる(特におばちゃんたち。まちじゅうでいつもおしゃべりしていて、とっても元気です!噂に聞いていたアメちゃんを本当にくれるのにも驚きます)。

東遊園地

・のんびりできる公園(広場)が多い
(ここは三宮の中心にある東遊園地。のんびりしたいときに、よく行く公園です)

他にも、
・十分に大都市(百貨店もショッピングモールも映画館もすぐに行けるところに完備!東京に比べても生活や情報に不便がなく、さらにはコンパクトシティなので移動に時間がかからない♪)
・移動が快適(東京や大阪のラッシュに比べたら、全然混んでいません!)
・美味しいお店が多い(いろんな国の料理が食べられる!)
・ゆったりしている人が多い(完全な主観です)
などなど。
埼玉と行ったり来たりしながら住んでみると、神戸のいいところがたくさん見えてきました。
神戸の人たちの多くが「このまちが好き!」というのですがその理由がわかり、私自身も「神戸っていいな」との思いが芽生えて来たのでした。

こうしたことだけでも移住することへのポイントは高かったのですが、移住をするにあたっての最大の決め手がありました。

それはズバリ、
「神戸にいるときの方が、身体も心も健康だったから」

埼玉や東京と神戸を行ったり来たりしているうちに、神戸にいるときの方がなんだか自分が元気だと感じるようになったのです。

なんでだろうと考えてみると、大都市に流れるスピード感の中でも生きていられるけれど、神戸のまちでゆったり過ごすと、日々の暮らしに余白ができていることに気付きました。
今までたくさんのものごとをこなしながら駆け足で過ごすことが好きで楽しかったのですが、神戸で暮らしてみて、もう少しスローペースで生きることも悪くないなと思ったのです。
さらには神戸にいる時の自分の方が、なんだか穏やかで優しくて好きだなあと思うようにもなりました。

そして未来を想像した時、余白を残しておかないと自分の性格的に子育てもしんどくなってしまいそうだなと感じたことのも移住を決めた大きな要因の1つでした(とはいえ、当時は結婚も妊娠もしていなかったのですが)。

東京と神戸、2つの場所を比べられたことで、海と山に囲まれながら穏やかなペースで暮らすことができる価値の大きさを感じました。
これが私が神戸で暮らしたい!と思った理由です。
こんな流れで2016年4月から神戸(当時は兵庫区、現在は長田区)での暮らしが始まりました。

ということで、1回目のコラムはここまで!
次回は親子イベントから自分たちの結婚式まで、神戸のまちで試みた ”実験“について書いてみたいと思います。
乳飲み子と全国出張を含む仕事を抱える身で、「できた時アップの催促なし」状態のアップになると思いますが、どうぞよろしくお願いします!

この暮らし体験のナビゲーターについて

小笠原舞

お住まいのエリア:神戸市
職業・所属など:保育士起業家 / 合同会社こどもみらい探求社 共同代表

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