【春の訪れ~島編~】タケノコ

島&都市ショートコラム、今回のテーマは「春の訪れ」。島に引っ越してからはほんとに身近な食べ物で季節を感じます。

淡路島では食べ物の頂き物が沢山。春はご近所さんの畑や山へ山菜やタケノコをとりに連れて行っていただくことも少なくありません。少し山を登ったところの溜池のまわりなどには、沢山のゼンマイやワラビ、フキが生息しています。ゼンマイは葉が広がる前のふわふわの綿毛をかぶったものをせっせと採っていきます。全部採らずに食べられる分だけを採るのがポイント。そうすると来年も同じ場所に芽を出してくれるそうです。採ったゼンマイは自宅で灰汁抜きをして、お浸しなどにして頂きます。食卓のメイン料理になることはなくても、そっと一品そえられるだけで、「春」を知らせてくれるスペシャルで贅沢なご飯に早変わりします。

この暮らし体験のナビゲーターについて

富田祐介

お住まいのエリア:洲本市
職業・所属など:企画者・シマトワークス代表

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