【道~島編~】橋を渡ってすぐ!淡路島・岩屋の「旧市街」

個性豊かな店が立ち並ぶ、私の好きな散歩道

北の玄関口と言われる岩屋は、45年ほど前、岩屋港から続く「道」がとても賑わっていたそうです。今も個性豊かなお店が立ち並んでいて、私はこの「道」を寄り道や買い物をしながら散歩するのが大好きです。

先ず立ち寄る一軒目、黒電話が現役で使用されてる喫茶「モカ」。岩屋は喫茶店文化があり、ここはその総本山。朝早くから地元の方が集まります。使っている食器も昔のままで、「昔のん丈夫やから割れへんねん」と、看板娘のあっちゃん談。

そして二軒目、70年の歴史を誇るお好み焼き「紋六」。70年前から何ひとつ変わらないという味と雰囲気が楽しめます。価格もびっくりの昭和価格。

三件目、常に行列ができている魚屋&寿司屋「林屋」。魚屋さんの1,000盛り合わせは最強のコストパフォーマンス。

ちょっとおやつに喫茶店の「Bring」へ。ここのおばあちゃんは昔、台車を引いてお惣菜を販売していましたが、ご高齢の為、現在は息子さん夫婦が経営するカフェの店頭で販売しています。魚の身をほぐして味付けしご飯にのせた郷土料理の「こけら寿司」や、地元の人気おやつ「かんてん」が並びます。手作りの優しい味が評判で、すぐに売り切れてしまうことも。

最後は衰退する商店街のニューカマー、毎週土曜日にオープンする「淡路島ハイボール」でちょっと一杯。店主が銭湯愛好家で、「となりの扇湯に入るのが目的」というこの店では、地元の漁師さんも移住者も集まって一緒に一杯やってます。ちなみにここは、「岩屋振興推奨の店」で、なんと向かいの「酒田のコロッケ(50!)」や、前述の紋六のお好み等持ち込み可、しかも持ち込みをするとドリンクが割引料金に!

島風呂隊のウェブサイトより

岩屋の旧市街へのアクセスは明石から13分で到着する船、「ェノバライン」が便利。岩屋散歩とレトロな雰囲気の銭湯「扇湯」のお風呂を楽しんだ後「淡路島ハイボール」で呑んで帰る、そんな至福のコースが味わえます。

 

淡路島・岩屋に集う、島の銭湯応援団「島風呂隊」

http://www.sairosha.com/furo/simaburotai.htm

この暮らし体験のナビゲーターについて

高木恵美

お住まいのエリア:淡路市
職業・所属など:ハタラボ島協同組合

詳しいプロフィールはこちら

その他カテゴリーの記事をみる